タラバガニの茹で方・さばき方完全ガイド|茹で時間の目安と失敗しないコツ

2025.12.26

タラバガニは「カニの王様」とも呼ばれる高級食材です。せっかくの豪華なカニを自宅で茹でるなら、最高の状態で味わいたいですよね。

この記事では、タラバガニの茹で方を初心者でも分かりやすく解説します。適切な塩加減や、サイズ別の茹で時間、よくある失敗例まで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

INDEX

    タラバガニの茹で方|事前準備と茹で方のポイント

    タラバガニの茹で方|事前準備と茹で方のポイント

    タラバガニをご家庭で美味しく茹でるには、事前準備が欠かせません。また、茹で方のポイントを押さえておくと、身の旨みを逃さずジューシーに仕上がります。

    ここでは、事前準備と茹で方のポイントを解説します。

    茹でるときに準備するもの

    活きタラバガニを茹でるには、以下の道具を用意しましょう。

    • 大きな鍋:カニが余裕を持って入るサイズ(直径30cm以上推奨)
    • トングまたは菜箸
    • タイマー
    • 氷水
    • ボウル
    • キッチンペーパー

    カニを茹でるときは、カニが丸ごと浸る深さの大きめの鍋を用意しましょう。ご家庭の鍋に入らない場合は、足を切り分けて茹でる方法もあります。

    鍋の大きさに応じて、調理方法を工夫しましょう。

    塩加減の目安:海の味わいに近づけるひと工夫

    タラバガニを茹でる際は、塩加減が重要なポイントです。

    • 塩分濃度は、3~4%が基本
    • 水1リットルに対し塩30~40g
    • 塩が少ないと身に塩味が浸透せずぼやけた味になりやすい
    • 塩が多いとしょっぱくなりすぎる

    タラバガニを茹でる際、塩が多すぎても少なすぎても旨みが引き立ちません。海水程度の塩加減で茹でと、身に旨味がしっかり浸透して美味しく仕上がります。

    茹で時間の目安:火を入れすぎないのがコツ

    タラバガニは、甲羅の幅が30cmを超えるものや、足を広げると1mを超える大きな個体も存在します。重さによって茹で時間が異なるため、以下を目安に茹でましょう。

    タラバガニの茹で時間目安
    タラバガニの重さ 茹で時間の目安
    2kg 18分間
    3kg 20分間
    4kg 25分間

    重さに応じて茹で時間を調整することで、旨みを逃さず美味しく茹でられます。

    タラバガニの茹で方の手順

    タラバガニの茹で方の手順

    タラバガニの茹で方の手順を解説します。

    1. タラバガニを水洗いする
    2. 前かけを手前に引っ張り、包丁で切れ目を入れて内臓をスプーンでかき出す
    3. 鍋にたっぷりの水を入れ一度沸かす
    4. お湯が湧いたら水の量に対して4%の塩を入れる
    5. 再沸騰したら甲羅を下にしてカニを入れる
    6. 強火にして再沸騰したらカニの重さに合わせて加熱する
    7. 茹であがったら氷水で5分程度冷やす

    【前準備】水洗い・味噌を取り除く

    カニは茹でる前に、たわしでやさしく水洗いをしましょう。海産物に付着している「腸炎ビブリオ菌」は、食中毒を起こす可能性があります。

    真水(水道水)で洗い流せば、増殖を防げます。ただし、洗いすぎると旨味成分も流れ出るため、注意が必要です。

    また、タラバガニの味噌は加熱しても固まらず、ほとんど食べられないため、茹でる前に取り除いておくとよいでしょう。

    【茹で方のポイント】再沸騰のタイミングを見逃さない

    カニを茹でる際は、加熱不足や食中毒を防ぐためにも、水からではなく沸騰したお湯に入れて茹でるのが基本です。

    沸騰したお湯に海水程度の塩を入れ、タラバガニの甲羅を下にして茹でます。カニを入れると湯の温度が下がるため、再沸騰のタイミングをしっかり確認することが大切です。

    再沸騰したら、タラバガニの重さに合わせた時間で茹でましょう。茹で上がったカニは、鍋に入れたままにすると、旨味が流れ出てしまうため、すぐに鍋から取り出すのがポイントです。

    茹でたカニは氷水で5分ほど冷やします。急冷することで身が引き締まり、甲羅や殻から身が剥がれやすくなります。

    最後にもう一度軽く水洗いをして、アクを落とせば完了です。

    タラバガニの基本構造とさばき方・カニ身の取り出し方の手順

    タラバガニの基本構造とさばき方・カニ身の取り出し方の手順

    タラバガニの主な部位の基本知識と、さばき方の手順を解説します。

    タラバガニをさばく前に知っておきたい基礎知識

    さばき方を学ぶ前に、タラバガニの基本構造を把握しておくと作業がスムーズです。

    タラバガニの主な部位は以下のとおりです。

    タラバガニの主な部位と特徴
    タラバガニの主な部位 特徴
    甲羅 カニ味噌が入っている部分(タラバガニは味噌が少ない)
    左右に4本ずつ合計8本の太い脚
    左右非対称で片側だけ大きい
    ふんどし 腹部にある三角形の部分

    タラバガニは、ヤドカリの仲間に分類される甲殻類です。そのため、ズワイガニや毛ガニとは体の構造が少し異なります。

    見た目では脚が左右に4本ずつ、合計8本あるように見えますが、正確には5対10本の脚を持っています。そのうち1対は、甲羅の内側に隠れているため、外からは確認できません。

    カニ爪は左右で大きさが異なり、片側が大きいのが特徴です。硬い殻に覆われているため食べづらい部分ではありますが、身に締まりがあり他の部位とは異なる食感を楽しめる価値の高い部位です。

    タラバガニの身は食べ応えがあり、プリっとした弾力のある食感が魅力です。それでは、タラバガニのさばき方の手順を見ていきましょう。

    タラバガニのさばき方:解体編

    タラバガニのさばき方を、手順に沿ってわかりやすく解説します。

    用意するもの

    • 包丁またはキッチンバサミ
    • 軍手
    • カニ用スプーン
    • 新聞紙
    • 盛り付け用のお皿

    タラバガニのさばき方:解体編

    1. 脚を切り離す
      タラバガニの脚を広げ、付け根にある柔らかい関節部分に包丁を入れて切り離します。※堅い部分は酒、関節を狙うのがポイントです。
    2. ふんどしを取り外す
      甲羅を裏返し、三角形のふんどし部分に親指を入れて取り外します。ふんどし部分にも身がついているので、捨てずに取り分けておきましょう。
    3. 甲羅を外す
      甲羅の付け根に親指をかけ、持ち上げるようにして甲羅を外します。
    4. ガニ(エラ)を外す
      甲羅の裏側にある、ネズミ黄土色のガニ(エラ)は、食べられない部分です。キッチンバサミで根元から取り外しましょう。

    タラバガニの解体は、ここで終了です。続いて部位ごとのカニ身の取り出し方を解説します。

    タラバガニ:脚の身の取り出し方

    タラバガニの脚の身は、以下の手順で取り出します。

    1. 関節部分を2つに切り分ける
      脚の関節部分に包丁をあて、2つに切り分けます。柔らかい関節部分を探して切るのがコツです。※堅い部分を無理に切ると、刃がすべって怪我をする恐れがあるため注意してください。
    2. 殻にハサミを入れて切り開く
      トゲが少なく比較的柔らかい部分に、縦にハサミを入れ殻を切り開きます。
    3. 身を取り出す
      切り開いた殻のすき間から、脚のみを取り出します。うまく開かない場合は、無理せず再度ハサミで切り込みを入れましょう。

    タラバガニ:胴体の身の取り出し方

    タラバガニの胴体の身の取り出し方は、以下の手順でおこないます。

    1. 胴体を中央から2つに切り分ける
      胴体の中央に包丁を入れ、2つに切り分けます。ぐらつきやすいため、安定させて慎重に作業しましょう。※慣れていない場合は、キッチンバサミで少しずつ切ると安全です。
    2. 関節の穴に沿って切り込みを入れる
      脚の付け根からつながった胴体は薄い膜で覆われた仕切りがあります。関節の穴に沿うようにキッチンバサミを入れます。
    3. 観音開きにして身を取り出す
      切り込みを入れたら、関節部分を持ち観音開きにします。中の身をカニ用スプーンで丁寧に取り出して完了です。

    タラバガニの食べ方は、以下の記事で詳しく解説しています。

    シーンで選ぶタラバガニの食べ方|おうちごちそう・贈りもの・年末の集いに

    下処理なしですぐ使える!「かにと。」の冷凍ガニで特別感のある食卓を

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    冷凍タラバガニの解凍方法

    冷凍タラバガニの解凍方法は、以下の記事で確認できます。

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    より笑顔あふれる食卓へ :「かにと。」は、特別なひとときをお届け

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    タラバガニを美味しく茹でるには、重さに合わせた茹で時間と再沸騰のタイミングが重要です。事前準備を整えたうえで解体すれば、作業もスムーズに進みます。

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